香水沼への誘い〜Hypaerとの出会い〜

今回は私を本格的に香水沼に突き落としたきっかけになった香水のお話をしようかと思います。

その香水の名はHypaer

 

www.aetherparfums.com

 

いくつかの香水を持ちながらも、纏うことにはまだ抵抗があった時期に

ノーズショップさんが東京にオープン!

 

なぜかとても気になって、東京に行った際に池袋店に寄ってみました。

 

そこには数々の香水がキラキラ並んでおりまして。。

大興奮して片っ端から獣のようにkunk kunkaと香水を嗅ぎ周っていたら、、、

え?これ何??と私の鼻を射止めたのがこの

Hypaerさんでした。

 

なんかね、、こうすいとは違う何かが全面的に押し寄せてきてるんですよ。

アロマテラピーの世界にどっぷりはまっていた私には異質な香りでした。

人工的というか、、アンドロイドのようなイメージ。

そのくせなんだか懐かしい、、、、、

 

 

その他にも素敵な香りがたくさんあったのにも関わらず、どうしてもどうしても気になって気が付いたら買ってました、、(笑)

 

この香りは当時私が苦手としていた香水特有のもわん、、とするアレが無かったんです。

思い切って2プッシュ(当時の私には大冒険😂)おおおおお気持ち良い~✨✨

 

初めて香水を纏う幸せを知ってしまった私。(ようこそ香水沼へ!)

 

しばらくkunka kunkaと香りを楽しんでいると、ふいにあるイメージが沸き上がってきました。

夏休み。近所の原っぱで虫取りをしている。美しいすらっとしたカマキリを見つけて心が躍る。そのカマキリを追いかけて走る走る走る。。

 

あの草の青臭いにおい

ああ!そう生い茂る草むらのにおいがする!

あの時のわくわくがドキドキがよみがえる。

疲れも知らなかったあの時の爽快感。

歳を重ねて重くなった体がふっと風のように軽くなってどこまでも駆けていけそうな。。

 

 

それから私はエーテルというブランドが気になってたまらなくなってしまいました。

 

その後ノーズショップ銀座店がオープンしたばかりの頃に東京に行く機会に恵まれた私は迷うことなく銀座へgo

普段なら入るのに気後れするような煌びやかな店でしたが、エーテルイカれていた私は他にはほとんど目もくれず(もったいない)エーテルの棚へまっしぐら!!

この時、ローズアルカンという香りがいいなあと思っていたのにコレマタ私の心を惑わせるダークホースが現れまして。。

銀座ではこの子をお迎えしてしまいますた。

www.aetherparfums.com

 

この子ね、、、何と言いますか、、ほんのりうすーくなんとなーく

ええ香りですねん。

自分の肌から香るのにベストな。

うわあ~いい香り~✨✨

じゃなくて、この香りといるとなんとなく安心できるような好ましさがある。。

セルロイドって名前も確かにわかる。

そういう無機質さも感じないではない。

でもそれは大好きだったリカちゃん人形のイメージにも重なるかも。

だから愛しさにも似た安心感があるのかもしれない。

 

それにセルロイドさん他の香水と重ねてもなんだかええ感じになる。

強い香りのものをなんとな~しに柔らかくしてくれたりする。

エーテルの香水自体がレイヤリングできるように作ってあるらしく、ホンマ使いやすい。

(がーーーーーーーーーー私は2本とも単体で使うのが好きだ!単体派!!)

 

まあこんな風にエーテルにハマってズブズブと沼に足を取られ、、

エーテル~!!えーてるううううううう!

全種類嗅ぎたいー!!」というビョーキにかかってしまいました😅

しかし、いつも何度でも東京に行ける訳でもない😭

 

か、、関西には無いのか、、、と探して探しまくった所、一筋どころかでっかい光をみつけました!

それは沼民の聖地、、

【LE SILLAGE】

エーテルのおかげで出会えた(であってしまった)ルシヤージュ。。。

さらなる色々な誘惑が充満するルシヤージュ。

 

他への目移りと、ここに全種類あるという安心感があり、しばらく私のエーテルぅー!熱は治りをみせておりました、、

が!

 

ある日不意にやってきた

エーテル日本撤退!!

ヒイイイイイイイイイイ 

 

確かに一般受けはしない感じはしてたけど!

スペースシャトルのドアを開けた時のにおいとか訳の分からない題材とか多かったけど!

 

私は走りましたルシヤージュに、、、

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買いましたローズアルカン。

ヒーリーのヒッピーローズと悩んでいたが、もう今しかないので買いましたローズアルカン。

 

この子もねー不思議なとこあるんですよー。

バラの甘い香りとメタリックなシルバーが共存している。でもヒンヤリはしてないんです。

暖かい雨に濡れている赤いバラみたいな。

そんな感じがします。

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この写真はエーテル最後の勇姿を拝みにルシヤージュさんに行った時のものです。😭

 

さらばエーテル

さらば青春の日よ、、

 

さあ行くんだー!その顔をああげてぇー!

新しい風に心を洗おう〜!

古い夢は置いて行くがーいいー!

再び始まるドラマのーためーにー

あの人はもうぉー思い出だけどー

君を遠くでー見つめてるー!

 

ヤバい銀河鉄道999の歌が心情にあまりにもピッタリ!😂😂😂

 

エーテル帰ってこないかなあ。

メーテルがもう一回帰ってきたみたいに。

 

 

 

 

 

香りと記憶の旅

皆さんはシグネチャーフレグランスって持っていますか?

これこそ自分自身だといえるようなもの。

マリリンモンローのシャネル№5みたいな。

 

私のようなあれもこれも好きやねん!みたいな雑種には縁がなさげな気もするのですが、、

そんな私にもどうしても1つだけ選べと言われたら、、あるんです。

それがこれ


www.fragrantica.com

 

PARFUM SATORIのプチトリアノン

初めてこの香りに触れたときに浮かんだのは永遠の多好感。。

暖かい日差しの中、花や草木と戯れて友達と遊んでいる。

ただ、ただ、楽しくて心地よい。。

絶大な安心感。

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私の香りと言うと少し違うかな。

毎日つけている訳ではないから。

だって勿体ないから!!!

どちらかというと精神安定剤的な役割かもしれない。

これさえあればとてもつらい時になんとかやり過ごしていけるから。

そういう意味で無くてはならない大切な大切な宝物のような香り。

 

私が初めて本物の「香水」を買ったのはPARFUM SATORI。

前回のガーデニアの時よりさらに清水の舞台から走ってダイブしましたね。

借金して買いましたね!ホンマど貧乏でしたから。(笑)

 

でもね初めてPARFUM SATORIで購入したのは子の香水ではなく、、

べつの子でして。。

parfum-satori.com

この子については、ほぼガーデニアと同じ思いで持っております。

私の激情がかぶるのでソネットについては又次の機会に、、、、、、(笑)

 

さて皆様上記ソネットのリンクを見ていただいたらわかりますよね。

そうもちろん公式です。

あら?プチトリアノンは何故にフレグランチカ??

 

、、、、

、、、、、、、、、

、、

 

うううう、、、(´;ω;`)ウッ…

実は現在販売が休止されているのです!!!!

私の最も愛する香りが公式から消え失せていた時の私の絶望といったら、、、

ガーデニア廃版以来の絶望。。。

そうこれはもう代替えを探すとかそんな問題ではありません。

プチトリアノンじゃないといけないんですよ。

唯一無二の私の魂なんですよ!!!

ああ、、、

救いは休止という文字。。そうお休み。。

しかしながらきっと全く同じ香りで戻っては来ないのだろうな、、という予感はぬぐえません。

その香りは私をあの幸せな空間に連れて行ってくれるのだろうか、、、

あのお庭に以前と違う花が咲いているのだろうか、、

水の流れが変わって新しい草木が生い茂っているのだろか??

それとも全く新しい場所にあのお庭をつくるのだろうか??

ああ

とにかく待ちます、、、

待ってます。さとり先生、、、、

それまでにチビチビとPARFUM SATORIそろえます、、

 

 

 

 

 

クチナシの香りを一年中楽しめるまでの話

前回のミッキーの香水の次に買ったのはたぶんこの香り。

Crabtree & EvelynGardenia 

www.fragrantica.com

 

ウン十年前の梅雨の時期頃、パートに向かう通勤路にクチナシが一斉に咲いていましてね。

毎日毎日幸せで、思い切り深呼吸して思い切り香りを吸い込んで自転車を走らせてたなあ、、

私は季節の花が好きなので、その花が終わると喪失感が半端ないんですよ。

 

1年中この香りをkunkakunkaできたら、、と来年その花が咲くまで思い続けるんです。

しまいにはその花の香りを嗅いでいる時でさえ「ああ!又この香りを楽しめるまで1年もあるんだ!」と悲しくなるくらいの異常ぶり!!

 

そんなカツカツの私がある日見つけたのがこれなんですよ!

ハウスオブローゼさんにおいてあった「Gardenia 」(正確にはオードトワレ)

 

初めて嗅いだ時に6月のあのムンとした空気の中から香る恋焦がれたあの香りがして😭

クリーミーで甘いのだけど少し青さもあるので派手な感じではなく優しくて上品な香り、、まさにクチナシそのもの!!!!✨✨

 

これさえあればあんなに苦しまなくてすむ!と感動しましたが、、、

その当時はなかなかの貧乏ですぐには手が出なかったんです。。

何年か悩んで悩んで、清水の舞台から飛び降りる気持ちでえいや!と買ったのを覚えています。

それからは、時折箱から取り出して香りを嗅いで満足してしまうという行動を繰り返していました。(おい!!)

しかしですね。ある時からお店に行っても見かけなくなったんですよ。あれー??と思い調べてみると、、

廃版ー???Σ(゚Д゚)

嘘、、だろ、、、

その時の私は陸の孤島に一人残された人のようにただ茫然と倒れこみ、しばらく動けなかった、、、(そのくらいショックだったんですー!)

 

www.ebay.com

👆今調べてみると、、、うへえ、、、、とんでもない値段で取引されてる、、、

こわい、、当時1万円もしてなかったはず、、、

Crabtree & Evelynはもう一つ大好きな香りがあるんだけどとにかく廃版、、、(´;ω;`)

(これについては後日また書きます、、)

 

さあここから又私のカツカツの再来です!

この子がなくなったらどうすればいいの????と。

もう病気ですね(笑)重病です。

それからの私はネットでガーデニアの香りをさがす亡者となったのです。。

 

そしてそして遂に見つけました!

日本のブランド武蔵野ワークスさんで!

既に馴染みのある所にあるなんて、まさに灯台下暗しですわ。

ここでは既にサンプルをたくさん取り寄せて楽しんでいまして、、、てへぺろ

(すでに香水集めてるやないかーい!)

見つけて直ぐにクチナシ のサンプルを取り寄せました。

 

www.fragrance.co.jp

 

いやっはー、、これは、、これは、、、、、

まじもんの日本のクチナシの香りですわああああああああああああ!!!(´;ω;`)

Crabtree & Evelynの方もクチナシなんだけど武蔵野さんに比べると洋物だなあと感じました。。

 

私は心底安心しました。

もうあんなに渇望することはないと。。

安心しすぎてクチナシの鉢植えを買って育てている始末ですわ(笑)

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その上最近私を感動させたクチナシが出現したんです!!

アミノメイソンのシャンプー!!

これ凄いです。香りの再現度が半端ないんです!香りは柔らかであまりきつくはありません。でも髪からフワリってクチナシ の香りがするのがもうたまりません〜😍

私の髪質にあっているかどうかよりこの香りを嗅ぐためだけに買っています!


 

 

ジャスミンも大好きなのですが、独特のインドール臭が苦手な人もいらっしゃいます。その点同じ白い花でもクチナシはそこんところが無い!柔らかで上品な甘さが魅力だと思います。

あー早く6月にならないかな~やっぱ本物に顔うずめたい~

 

 

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失われたバニラの香り

私はディズニーランドには一度しか行った事がない。それもウンじゅー年も前。😂

 

でもそこで何故か香水を買ったんです。

アンチ香水派だったのに。初めてのディズニーランドで浮かれていたのかなあ。

 

ペンのように細長いガラスの先端に青色のミッキーマウスの蓋。

香りはキツすぎないふんわりバニラ。

きっと子ども用だったんだろうな〜😊

 

香水をつける事に慣れてなかったので、時たまミッキーの蓋を開けてkunka kunkaして甘い香りを楽しんでいました。

ちょっとした宝物だったかもしれません。

 

しかしある時ミッキーの蓋を開けるとあのバニラの香りは消え失せ変な臭いがしました。。

SOU!大切にしすぎた挙句に劣化してしまったのですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!

めちゃショックでした。。。

この時の教訓を生かして、、、、、、、ないんですよね~アホですわ。

今も劣化してしまった大切な香りが幾つかあります。

今年以降はできるだけ使い切りを目指していこうと決意して、、ます!!!

しかしながら香り狂であるがゆえに現在サンプル含め(ほとんどサンプル)500ほど種類がありまして、、一生涯で全部使えなさそうです、、

レビューがてらにチビチビ試しながらブログを続けてみようかと思います。

 

 

 

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香水に辿り着くまでの私

幼き頃から香りがするものを愛してきた私。

小学生の時は香りつきの消しゴムやペンの匂いをずっとkunka kunka。

 

秋になれば、公園に行く途中にあった金木犀と銀木犀に顔を埋めてkunka kunkaした思い出が今も私の中心に残っている。

 

大人になってからはアロマテラピーにどハマりして、インストラクターの資格までとりましたが、ここでやっと自分がどんなヤツか気づいてしまいました。

 

わたし、、単に匂いを嗅ぐのが好きなだけ人間だったって事を!!

アロママッサージとか、クラフトづくりとか香りを活かして、、とかそんな事より精油の瓶に鼻を近づけてkunka kunkaする方が好きなんですよー。

だから精油はただのコレクション(使えよ)

 

そんな私ですが、香水となると「キツイ」「もあっとして気持ち悪くなる」と言うイメージがあり、おばさんになるまで敬遠してきたんですね。

しかし、

今では精油の数を遥かに上回るくらいの香水が手元におる事態に発展していまして、、てへ。

どーしてこんな事になってしまったのか、、

私の香水遍歴を思い出しながら辿って行こうと思い、このブログをスタートさせようと思います。

超個人的なひとりのオバチャンの香水のお話はっじまるよー!

 

 

 

 

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