CIROの夜の騎士とは変わった出会い方をした。
この香りはとある小説本から香ってきたのだ。
ある意味、夜の騎士が私とこの小説を出会わせてくれたと言うべきか。
もう5年ほど前
5種の香りのムエットを嗅いで好きな香りを選んでその香りつきの本を購入することができるとう素敵企画があったんです。
その本は密封されていて外からは題名の判らない様式になっており、袋を開けると自分の選んだ香りの塊のような1冊の文庫本が出てくるというものでした。
私は欲張って3冊購入。
そのうちの1冊が夜の騎士でした。
いやあこれがね、、めちゃめちゃ物語の雰囲気に合ってたんですよ、、も~びっくり。
川のほとりの土のにおい。深い深い沼のような、、、少しうら寂しい、、そんな香りがぴったりすぎて、、
唸りましたね。よくこれを合わせた!って。
この作品が映画になっていると知り、アマプラで発見した時の喜びよ!(笑)
原作のイメージにぴったりなキャスト、、思い描いたのと同じ風景。。そしてそこはかとなく私の鼻腔に香ってくる夜の騎士。
深い土の中に少しフワッと香る甘い香りがヒロインの悲劇と力強さを感じながら、、深く深く物語に沈んでいったのを思い出します。
しばらくたった頃、私はいい加減にCIROの香水をお迎えしよう!と思い立ちました。
が!皆様ご存じのとおりとれも素敵すぎて1つを選ぶのが難しいブランド、、、
こんなに悩ましいブランドはそうそう無い!
悶絶し、もんどりうっていましたが、、
「初心」という言葉が私の頭に浮かび夜の騎士をお迎えすることになりました。
しかし!お迎えして纏っている間にこの香りのイメージがどんどん変わっていったんですよね。
最初は映画のイメージが強く、ダークな沼にどっぷり浸って退廃的な気持ちになっていました。
それからある時期になるとなんだか高貴な香りに感じて私には似合わないんじゃないか、、、と思ったこともあり、、
そして現在は纏う度にうっとりため息が漏れまくり、とにかく気持ちがいい。
私は相変わらずカッコいい人物ではないけど、気持ちだけでもかっこよくなれる。
落ち着いた香りだけどなんだか気分は上がる香りになっている。
でも又あの物語に触れることがあればきっと深い深い沼のイメージへと顔を変えるのだろうとも思う。
